謝辞:第2回500円ゲームズ

 まずは、ゲームマーケット2013春に参加された皆様、お疲れ様でした。
 当日、ゲームマーケット内にて行われました本企画「第2回500円ゲームズ」につきましても、盛況の内に終えることができました。500円ゲームをご出展いただいた皆様、それらの500円ゲームズをお買い上げくださった皆様には、この場を借りて厚く御礼を申し上げます。

 第2回500円ゲームズでは、最終的な参加サークル、デザイナ―数は23、出展ゲーム数は36となり、ゲーム数については前回を10以上超える数となりました。全体としての販売数も格段に増え、完売したゲームタイトルは減ったものの、実際に売れた総数としては前回をはるかに超える数となり、また当日300部用意した500円ゲームズのチラシも全て捌けました。

 これも参加していただいた23名のデザイナーの皆様、WebサイトやTwitter等で企画の宣伝をしていただいた皆様、そして、当日500円ゲームズの出展ゲームをご購入いただいた皆様のご助力、ご協力のおかげです。本当にありがとうございました。また、本企画の運営につきましてはいろいろ不備も多く、参加者の皆様には様々なご迷惑、お手数をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。


 今回、500円ゲームズの第2回を開催したのは、様々な方から「また、やらないんですか?」と声をかけていただいたこともありますが、理由の一つに「ゲームマーケット大阪」の開催があります。
 近年、国内のボードゲーム人口はゲームマーケット参加者数が示す通り、年々増加していっており、その結果の一つとして「ゲームマーケット」というイベントの関西への進出がなされました。そこで、大きく広がっっていく国内創作ゲームの輪を盛り上げるための一助となればと「大阪、東京での両開催」という形で、第2回の500円ゲームズを開催することにしました。
 当然、当初の目的である「同人ボードゲームの価格の高騰や、コンポーネントの高品質化による新たなゲームデザイナーが自作ゲームを発表し難い環境に対する問題提起」という点についてはおろそかにするつもりはありませんが、今回は企画としての盛り上がりを意識し、販売数や出展タイトル数の制限についてのレギュレーションの変更をしています。
 この変更を含め、普段あまりアナログゲームにお金を使わない方でも気軽に手に取ることができる500円という価格が、製作費500円以下という制限の中に詰め込まれたデザイナーの創意と工夫が、そして、複数のサークルで「500円でゲームを販売する」という企画としての面白さが、それらが、プレイヤーの皆様にとってもデザイナーの皆様にとっても、ゲームマーケットに参加された皆様にとっても良いものになってくれることを願っております。

ということで、これにて第2回500円ゲームズは終了となります。

次回以降の開催につきましては、現在のところ予定はありません。また、機会がありましたら「500円ゲームズ」やまた別の形で企画を行うこともあるかもしれませんが、その際はよろしくお願いします。

それでは最後に、皆様、本当にありがとうございました。


500円ゲームズ タクヤ